結婚式でよく見かけるのが、「ボレロやショール」です。
結婚式にゲストとして参加した場合、これらをまとっている人をよく見るでしょう。
しかし海外においてはボレロやショールをまとわない結婚式もよく見られます。
この違いはどこにあるのでしょうか?
ボレロやショールはダサイもの?
女性にとってもっとも格式の高い装いは、「イブニングドレス」と呼ばれるものです。
上半身部分には袖がなく、胸元や背中が開いています。
また、下半身に目を向けると、足元まですっぽりと覆うデザインとなっています。
この装いの場合、ボレロやショールははおりません。
このようなことから、「海外では正式な場面ではボレロやショールをまとわない!ボレロやショールは時代遅れ」「ボレロやショールはダサい」などの意見が出されることがあります。
感覚は人それぞれではありますが、ボレロやショールが日本の結婚式に採用されてきたのにはきちんとした理由があります。
「教会での結婚式」「慎み深さの表れ」「防寒対策」などが理由
ボレロやショールを着るのは、「教会での結婚式が多いから」というものがあります。
どこの国でも、宗教施設に行く際は肌の露出を控えるべきだと考えます。
教会も宗教施設のうちのひとつですから、ここで肌を見せるのは望ましくないと考えられるのです。
また、これは日本人の慎み深さの表れだと考える向きもあります。
また、「防寒対策」「二の腕を隠したい」などの現実的な理由でボレロやショールを着る人もいます。
逆をいえば、非常にカジュアルなレストラン系の結婚式であったり、防寒が特に必要のない結婚式であったりすれば、ボレロやショールを使う必要性は薄いといえます。
なお、ドレスが同じであっても、ボレロやショールを変えるだけで全体の印象は大きく変わります。
「高校時代の友人の結婚式に毎回同じ格好で参加しているな……」という人などは、ボレロやショールを変えてみるのもよいかもしれません。
もしくは、ボレロやショールはそのままに、メインとなるドレスをレンタルで借りてみてもよいですね。
その中の一例をご紹介致します♪